新型コロナウイルス発生地・中国武漢市とは?春節連休の入国規制は?

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神奈川県在住の中国国籍30代男性感染が国内で初めて確認された新型コロナウイルス。

男性はすでに退院し自宅療養中。人から人への感性の可能性は排除されていない。

過去にSARS(重症急性呼吸器症候群)やMARS(中東呼吸器症候群)より致命率は低いというが、春節連休時に中国人の観光客が増えるため、水際で国内流入をふせぐべきではないでしょうか?

新型コロナウイルス発生地・中国武漢市とは?

武漢天河国際空港(ぶかんてんかこくさいくうこう、中:武汉天河国际机场、英:Wuhan Tianhe International Airport)がある武漢市。

大阪・東京・名古屋からの直行便の他、世界各地への乗り継ぎ・直行便があるハブ空港です。

また2020年までに70路線への拡張も目指しています。

武漢市には歴史ロマンが散りばめられており、博物館や旧跡も多数存在していて、中でも武漢市に近い荊州市には三国志で有名な『荊州古城』があり、現地観光客も多い。

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荊州古城

上:荊州古城 下:武漢市の観光地で有名な黄鶴楼

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武漢市の観光地で有名な黄鶴楼

新型コロナウイルス発生地は中国武漢市の海鮮市場

中国の湖北省武漢市で新型コロナウイルスによる肺炎患者が出入りしていた海鮮市場。現在は封鎖されています。

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今回発症した肺炎患者はこの華南海鮮城に出入りする人々の41例のうち7例が回復し退院、6例が重傷、1例が死亡。
残りの27例について中国は開示していません。

 

中国武漢市の海鮮市場からの感染ルート

中国では濃厚接触者同士の感性が確認されているため、人から人への感染の可能性は排除しきれない。

実際、日本国内で発症が確認された男性はこの市場には行っておらず、現地で詳細不明の肺炎患者と濃厚接触の可能性があるとのこと。

厚生労働省は、通常生活をしている人への感染リスクは現時点では低いのではないかと、過剰な心配はしないようにと伝えています。

新型コロナウイルス発生・春節連休の入国規制は?

今回日本で陽性反応がでた男性は、入国時に解熱剤を使用し検疫を逃れたようです。

この男性のように解熱剤を使用していれば検疫のサーモグラフィーには発熱状況は分からない。

今月末1月24日から春節連休が始まる中国、例年多くの中国外国人が日本へ観光に訪れるが、検疫だけで新型コロナウイルスの国内流入を防ぐことは可能なのでしょうか?

WHO(世界保健機関)も現状が分からない現時点では、旅行などで移動する際、感染者を水際で阻止することに傾注するよう指摘います。

厚生労働省としては次の注意喚起のみで水際での阻止について具体的な発表はありません。

◆国民の皆様へのメッセージ

  • 新型コロナウイルス関連肺炎に関するWHOや国立感染症研究所のリスク評価によると、現時点では本疾患は、家族間などの限定的なヒトからヒトへの感染の可能性が否定できない事例が報告されているものの、持続的なヒトからヒトへの感染の明らかな証拠はありません。風邪やインフルエンザが多い時期であることを踏まえて、咳エチケットや手洗い等、通常の感染対策を行うことが重要です。
  • 武漢市から帰国・入国される方におかれましては、咳や発熱等の症状がある場合には、マスクを着用するなどし、速やかに医療機関を受診していただきますよう、御協力をお願いします。なお、受診に当たっては、武漢市の滞在歴があることを申告してください。

引用:厚生労働省

新型コロナウイルス発生地・中国武漢市とは?春節連休の入国規制は? まとめ

中国の春節連休は2020年1月24日(金)~1月30日(木)の7連休。大企業では振替休日なども含め10日~2週間ほどの長期休暇とする場合もあります。

連休中には述べ700万人を超える人々が海外旅行に出かけると推測されています。

日本も人気の渡航先となっているため心配ですよね。

咳や発熱など症状が現れた場合、積極的に専門機関もしくはかかりつけ医に相談しましょう!

 

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