【映画】CATS(キャッツ)米国で酷評・日本で観た感想(劇団四季ファン)

映画・舞台

公開初日となった映画「CTAS(キャッツ)』!朝イチから観てきました。

CMで感じた違和感は何だったのか、米国で酷評とされる理由に繋がるのか、期待と不安が入り混じった状態での観覧。

劇団四季ミュージカルのファン視点からの感想をお伝えします。

ちなみに私はラム・タム・タガー一押しです❤(劇団四季のね)

【映画】CATS(キャッツ)米国で酷評

まずはまだ観ていない人へ予告動画です。

【映画】CATS(キャッツ) 監督・キャスト

監督:トム・フーパー(代表作に『レ・ミゼラブル』など)

キャスト:

キャラクター キャスト 吹替え
ヴィクトリア フランチェスカ・ヘイワード 葵わかな
マンカストラップ ロビー・フェアチャイルド 山崎育三郎
グリザベラ ジェニファー・ハドソン 高橋あず美
オールドデュトロノミー ジュディ・デンチ 大竹しのぶ
バストファージョーンズ ジェームズ・コーデン 秋山竜次
ミストフェリーズ ローリー・デヴィッドソン 森崎ウィン
スキンブルシャンクス スティーブン・マックレー 大貫勇輔
ラム・タム・タガー ジェイソン・デルーロ 藤原聡
ジェニエニドッツ レベル・ウィルソン 浦嶋りんこ
ガス イアン・マッケラン 宝田明
マキャヴィティ イドリス・エルバ 山寺宏一
ボンバルリーナ テイラー・スウィフト RIRI
マンゴジェリー ダニーコリンズ 宮野真守
ランペルティーザ ニーヴ・モーガン 沢城みゆき
グロールタイガー レイ・ウィストン 山路和弘

【映画】CATS(キャッツ) 酷評の数々・その理由

酷評の数々

アメリカの批評家によるレビューをまとめたサイトでは、まるで罵っているかのような意見が。

「不浄で未知のポルノだ。FBIが劇場に乗り込んでくるかと思った」

「ホラーであり、忍耐を試すテスト映画だ」

「『キャッツ』に点数を与えるとしたら、玉ねぎかな(猫に玉ねぎを与えると中毒症状を引き起こすため)」

酷評の理由

CMでも確かに違和感があった、それは「役者が演じている猫の姿が不気味」ということ。

映画ではCGを駆使して、リアルな猫の体毛を表現しているのに、手足・顔は人間というアンバランスさが、

CATS=『猫』ではなく『猫人間』になってしまっている。

その姿が不気味と評された。

酷評は大げさすぎる意見

しかしながら、アメリカの一般観客(オーディエンス・スコア)の支持率は53%と、まずまずの結果。

痛烈な批判者が主張するほど嫌悪感も少なく、最後まで映画を鑑賞しているという調査もある。

日本では改良版が上映される

米国時間20日に公開された『CATS』を米ユニバーサル・ピクチャーズが、視聴効果をアップデートした改良版を送付すると通知されました。

日本には衛星サーバーを通してダウンロードされる。アクセスできない劇場については日本公開までにハードディスクで届けられるという異例な事態となりました。

【映画】CATS(キャッツ) 日本で観た感想

【映画】CATS(キャッツ)の感想(劇団四季ファン視点)

劇団四季ミュージカルのCATSのいちファンとしての感想です。

劇団四季の舞台では「人間が猫になりきっている」という観念があるからこそすごいと思えた動きが、映画では「猫なの?人間なの?」どっちなの?

というのが最初の印象でした。。。

ストーリーはそのままですが、セリフなどは映画用に変わっていた部分も多くあって、全く違うものを観ているという意識なら、それなりに楽しめるのかも。

一番残念だと感じたのはキャラ設定でしょうか。

ヴィクトリアはすごく綺麗でした!(真っ白じゃなかったけど)

ミストフェリーズは間抜けキャラに、ラム・タム・タガーはただのワガママな猫に…。

グリザベラも美しすぎた…。

また、独特の猫目線という実感も薄かったです。

映像や体毛のCGは時間とともに気にならなくなりましたが、あの舞台ならではのパフォーマンス、ダイナミックさは映画では伝えきれないかと。

【映画】CATS(キャッツ)の感想(劇団四季を観ていない人視点)

劇団四季CATSを知らない友人の感想は、人間目線の世界だった。ストーリーが良く分からなかったとのこと。

ジェリクルキャッツって何?から始まり、ストーリーの起承転結が分からなかったらしい。

確かにミュージカル要素が強く、猫の紹介をするだけで、その猫がなぜそこに至ったかの経緯がなかった。(劇団四季ミュージカルでもそこは描かれていないです)

キャラの認識も難しかったようで、誰が誰だから分からなかったみたいでした。

でも、この映画をみて舞台を観てみたくなった!と言ってくれました☆

【映画】CATS(キャッツ) まとめ

ミュージカル(舞台)を知らず、かつミュージカル映画として観ればすごく楽しめるのかな?

 

でも、どうしても比べてしまう。

舞台の上にいる猫たちに釘付けになる、何回も観たくなる、そして『Memory』のダイナミックな音楽に心が打たれる、劇団四季のミュージカルと。

でもこうやってミュージカルのCATSが映画化されたことも非常に稀で貴重なので、ぜひ一度映画館で観て欲しいです♪

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